「え、奥さんだけ?どうしてえ?」中途半端な知り合いは、一番タチが悪い。
荷物をすべて積み終えると、私はサアッ、と自分の車に乗り込んだ。
バツイチの女は元気、男は暗く落ち込む、とよく言われる。
しかし、私が取材したかぎりでは、人それぞれであるとしか言えない。
では、バツイチの総体的なルックスはどうか?これは、わりといいセンいくかもしれない。
取材で、「相手の写真を持ってきてください」と、頼む。
すると、たいてい美男美女の写真を持参する。
まさか、こっちが知らないのをいいことに、別人の写真を持ってきたわけではないと思う。
写真がない場合、「芸能人に例えると誰ですか?」と、尋ねる。
すると、「Fかなあ」「よくいえば、Sですね」などという答えが返ってくる。
これは、プライドのせいもあるだろう。
しかし、こうした質問は、恋愛に熱中している結婚前ではなく、バツイチ後、もしくは離婚問題でドロドロの最中にしたものなのだ。
ケチョンケチョンに相手をこきおろしても、不思議はない。
「ビンボー人が離婚するのよ」と、主張する方がいたが、これはどうだろうか。
私が取材した範囲では、その逆の傾向が強かった。
慰謝料が払えない、離婚したら生活していけない、というのでは、別れたくても別れられないからか。
ところで、バツイチの傾向がわかれば、そうした人との結婚を避ける、という手が打てる。
例えばこうだ。
まずは、ルックスが標準を下回る人を選ぶ。
競争率が低くて結婚しやすいうえ、我慢できないことがあっても、捨てるにしのびなくてなかなか別れにくい。
そして、経済的に苦しい人を選ぶことだ。
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